1: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/00/00 00:00:00 ID:nntsokuhou

大日本印刷

隠れた成長市場 図書館ビジネス



実は“成長市場”だった

私は率直に言って今回の取材をするまでは、活字離れで図書館の利用者は減少傾向にあるという先入観を持っていました。

しかし、企業がこぞって図書館ビジネスに参入しているという話を聞き、その背景を調べようと日本図書館協会から統計データを取り寄せました。すると、驚いたことに図書館の利用者は年々増加していたのです。

図書館自体の数が増えているのが大きな理由です。協会によると、全国には公立図書館が約3200あり、昨年度の来館者数は延べ3億人余りに上ります。協会の担当者は「図書館は作れば作るほど人が集まり、抜群の集客能力がある」と話します。

長時間、無料で滞在できるという施設の魅力に加え、時間に余裕のあるお年寄りの利用者が増えていることが理由としてあげられるということでした。来館者数はこの5年間で約2割増え、今後も増えていくと見込まれています。図書館は隠れた成長市場だったのです。

無音の常識を覆す図書館

先週、私は神戸市内にある市立図書館を訪れました。

この図書館、館内に入るとすぐに「普通の図書館と違う」と感じました。「静寂が何より重要」が常識の図書館。

しかし、この図書館の閲覧室は無音ではありません。川のせせらぎ、そして野鳥の鳴き声-。館内にはこうした音が流れ、まるで森の中にいるような気分で本を読むことができます。

音だけではありません。ほのかにユーカリの香りも漂ってきます。室内にあるアロママシンが起こした香りでした。…

「電子図書館」も!

このシステムを納めたのは大手印刷会社「大日本印刷」のグループ会社「図書館流通センター」です。この会社は電子書籍の技術を活用した「電子図書館」という新しい図書館のサービスにも力を入れています。…

利用者はまず図書館の利用者登録をしたあと、パソコンやタブレット端末で図書館のウェブサイトを開きます。そして、利用者IDとパスワードを入力すると本の一覧が表示され、「借りる」をクリックするとその本を電子書籍として無料で読むことができるというもの。貸出期間が過ぎると、自動的にデータが消去され、返却の手間はなく図書館に足を運ぶ必要はありません。

また、複数の人が同時に借りられる本もあり、人気の本も待たずに読むことができます。この図書館では約3000冊を電子書籍の形で所蔵し貸し出しています。今後は、これまで館内でしか読むことができなかった郷土資料など貴重な本もラインナップに加え、館外でも読むことができるようにする計画です。…

繊維メーカーまで参入

図書館とはこれまで関わりがなかった企業も参入しています。大手繊維メーカー「帝人」が開発したのは図書館業務の効率化をはかるシステムです。

このシステムでカギとなるのは、本棚に敷く特殊なシートです。図書館の本には1冊ずつICタグが取り付けられており、このシートはICタグの発する電波を受信して、本棚にその本があるのかどうか把握します。

返却された本を図書館の職員が本棚に戻すと、この本の貸し出しを予約していた人に自動的に電子メールが送られます。メールを受け取った利用者は、予約していた本を予約専用の本棚から取り出し、自動貸出機で借りることができます。…

将来の図書館は…

最初に紹介した大日本印刷のグループ会社は、図書館関連のサービスを体験できるショールームを去年新たに作り、図書館を運営する自治体関係者に売り込みをはかっています。

この会社は今、図書館を充実させるための事業展開にも乗り出しています。

ことし7月には託児所を運営する会社を買収。図書館に託児所を併設するモデルを売り込もうというのです。子育て世代も図書館に出かける機会が増えれば、子どもを預けるニーズも広がるはずだとみているのです。

さらに、大手飲料メーカーと連携し、図書館の中にカフェを設けようとしています。ゆっくりくつろぎながら飲食するニーズも広がるはずだというのです。…

取材を通じて私は、図書館をもはや「本を読むための場」として捉えるべきではなく、「多くの人が集う場」として捉え直す必要があると感じました。そうすれば、地方自治体にとっても図書館の活用の仕方が広がり、例えば、健康相談などさまざまな行政サービスも提供できる重要な拠点になって行くのではないかと思いました。…

全文はソースで:http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2014_1218.html

このニュースに対するTwitterでの反応





このニュースの感想

>しかし、企業がこぞって図書館ビジネスに参入しているという話を聞き、その背景を調べようと日本図書館協会から統計データを取り寄せました。すると、驚いたことに図書館の利用者は年々増加していたのです。

確かに以前と比べて図書館を利用する人が増えている気がする。自分も会社を辞めて独立した直後はお金もなかったし家の近くの図書館で仕事をしていたけど、PCを使う人用の電源や無線LANが備えられている専門の作業スペースがあったりで重宝してたし。
驚いたのは結構席数があったのに学生やフリーランス、仕事途中で寄ったっぽいサラリーマンなんかで常時満杯だったこと。やっぱり無料でこうした設備が使えることもあって人気スポットなんだなと感じた。

スタバで同じような作業をすると考えてもコーヒー1杯で300円以上かかっちゃうし長居するのも気が引けるからそういう意味では便利な空間だなとは思う。

ただ静寂すぎてタイピングにも気を使うし、たまに自分の心臓の音が気になりすぎて集中出来なかったりもするので鳥の声や川の音が聞こえたりするのはすごく良い仕組みだと思う。

>協会の担当者は「図書館は作れば作るほど人が集まり、抜群の集客能力がある」と話します。

自分のような背景の人もいるし、子供を連れた主婦軍団なんかもよく利用していたので企業からしたらこうした人たちに対してマーケティングを打ちたいだろうなとは思う。

>利用者はまず図書館の利用者登録をしたあと、パソコンやタブレット端末で図書館のウェブサイトを開きます。そして、利用者IDとパスワードを入力すると本の一覧が表示され、「借りる」をクリックするとその本を電子書籍として無料で読むことができるというもの。

これすごい便利。この貸し出し履歴のデータをビッグデータとして活用したら自治体の収入なんかも増えそう。セキュリティー上クリアすべきところはあるだろうけど、無料で電子書籍が読める代わりにそのデータを第三者に提供する、というのは双方にとって有益だと思うし。あとペーペーレス化することによって書籍の消耗もなくだろうし。

>返却された本を図書館の職員が本棚に戻すと、この本の貸し出しを予約していた人に自動的に電子メールが送られます。メールを受け取った利用者は、予約していた本を予約専用の本棚から取り出し、自動貸出機で借りることができます。

これも便利だなー。職員からするとイチイチ待っている次の貸し手に連絡する手間が省けるし、借り手も何回も図書館に足を運んだり問い合わせたりする手間が省けるから良いと思う。

>さらに、大手飲料メーカーと連携し、図書館の中にカフェを設けようとしています。ゆっくりくつろぎながら飲食するニーズも広がるはずだというのです。

託児所も相性が良いだろうし、スタバが入っているTSUTAYAのようにカフェも相性が良さそう。大崎や代官山のスタバが入ってるTSUTAYAなんかいつも大盛況だよね。あと図書館内のカフェで企業の新商品が無料で試せるような仕組みを作ったら活用する企業が多そう。利用者は新商品を無料で試せる代わりにアンケートに答えるみたいな。

>取材を通じて私は、図書館をもはや「本を読むための場」として捉えるべきではなく、「多くの人が集う場」として捉え直す必要があると感じました。

特に地域のコミュニティー意識が希薄になっている現代ではこうした取り組みを通じて図書館を地域のプラットフォームにするような動きは良いのではないかと。図書館なら市役所や公民館なんかよりも行きやすいだろうし。人が集まるとなれば住民との接点を増やしたい企業の参入も増えるだろうし。電子化の発達や少子高齢化社会ということもあって図書館を活用したビジネスは今後もっと伸びそうな予感。


1001: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/01/01 01:23:45 ID:@nntsokuhou