1: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/00/00 00:00:00 ID:nntsokuhou

アメリカ,授業
 

「採用で成績重視」なら日本の学生は勉強するのか? アメリカに学ぶべき3つの「双方向性」とは

日本人留学生の友人が口をそろえるのが、「アメリカの大学の学生はとてもよく勉強する」ということです。…

成績を重視したら東大生はもっと勉強する?

そこで最近語られるのが「企業が採用時に成績を重視したら学生がもっと勉強するのでは」という議論。確かにアメリカでは「いい成績を取らないと進級・卒業できない、いい会社に就職できない、アメリカのバカ高い学費のローンを返せない」といったサイクルがあります。

しかし、例えば東京大学で「成績を重視したら勉強時間は増えるのか」と言われれば疑問です。私は理科一類に所属していましたが、最初の一年半の「教養課程」での平均点によって希望する学部・学科に進学できるかが決まる「進学振り分け制度」がありました。…

すると学生はどう勉強するか?必修科目は最初のクラス分けによって自動的に決まるので仕方ないとして、いかに選択科目で平均点を上げるかが勝負になります。判断基準は二つ。「(出席を取るか、宿題はあるか等)授業の負荷は軽いか」「最終的に点数を取りやすいか」です。これについて各授業を分析した冊子もつくられていました。必修の授業では優秀で真面目な生徒のノートが「シケプリ(試験対策プリントの略)」としてテスト前に出回り、授業に出ていなくても試験を乗り切れる仕組みがありました。実際私も週10時間以下の勉強時間だったでしょう。

「知的好奇心を喚起する」仕組みを



アメリカの学生がよく勉強するのは、「成績を重視しているから」だけではなく、それ以上に「好奇心を刺激し、勉強に向かわせる仕組みがあるから」ではないでしょうか?今回は私がアメリカの大学で感じた、学生を勉強に向かわせる「3つの双方向性」について紹介します。

ひとつめは、教授と学生の「双方向性」です。アメリカの大学では、「研究の質」だけでなく「授業の質」でも教授が競争にさらされています。学期末には、匿名によるオンラインの授業評価が全学で実施され、「教授はよく準備していたか」「テキストは良かったか」「きちんと学生に対応したか」「授業は期待を上回ったか」を調査します。結果は数年間に渡って公表されて、必修の授業で評価の低かった教授は翌年交替させられ、また、学生は過去の評価を参考に選択授業で何を取るかを決めます。そのため教授に、学生は「教え、評価する対象」にとどまらず「楽しませるべき顧客」だという意識が根づいています。…

こうした評価に直結した「双方向性」により、授業の質が磨かれていきます。無味乾燥になりがちな「統計」「会計」の授業が「いつやるの?今でしょ!」の林先生も顔負けのエンターテインメントになっているのには本当に感動しました。

グループスタディ、企業との関わりがモチベーションを高める

ふたつめは、学生と学生の「双方向性」です。当然と言えば当然ですが、芸術家や小説家にでもならない限り、ビジネスでも研究でもチームワークが基本。カリキュラムにグループスタディが組み込まれていること、これが学生を勉強に駆り立てているのではないでしょうか。例えばチームで予習してクラスでプレゼンする、チームに数十ページに及ぶ最終レポートを課すことで「皆でがんばらないといい成績は取れない」という仕組みがあります。…

最後は、大学と企業の「双方向性」です。本連載で触れてきたように、ミシガン大学MBAでは「机上の空論は役に立たない」という信念のもと、企業にコンサルティングしたり、CEOにプレゼンを行ったりする機会が豊富にあります。こうしたチャンスは学生にとって魅力的で、人気授業になりやすいです。プロジェクトでの活躍が認められて就職につながったという事例まで聞きます。

他の学部でも同様の取り組みは随所に見られますが、企業はなぜこうした機会を歓迎するのでしょうか?それは企業と大学のWin Winな関係にあります。企業側にとってはアメリカのトップ校は最重要リクルーティング拠点で、そこで自社の名前を売ることが優秀な人材の確保につながります。…

皆さんご存知のとおり、日本企業では新卒一括採用が主なリクルーティングの機会で、学生を教育するのは入社してからでいい、という文化がありました。そして、より優秀な学生を採用したい、企業と学生のマッチングを高めたい、という理由でインターンシップも一般的になったと感じます。

しかしこれからは、国内外企業、NPO・NGO、国際機関、ベンチャー、さらには卒業後すぐ起業する人たちとの「グローバル採用競争」の時代。インターンよりさらに「上流」での交流、つまり大学と企業の「双方向性」がより求められるのではないでしょうか。…

全文はソースで:http://www.j-cast.com/kaisha/2014/05/22205232.html

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このニュースの感想

うーん…日本とアメリカの「大学」というものに対する意識の違いがそもそも違いすぎますからね…。

>判断基準は二つ。「(出席を取るか、宿題はあるか等)授業の負荷は軽いか」「最終的に点数を取りやすいか」です。

日本で大学に行く意義はほとんどの人にとっては「大学を出ないとロクな就職先がないから」という本来の学びの場とはかけ離れた就職活動のためだけに行く場所というものだと思います。そのため「いかに楽に卒業するか」ということになってしまい、大学の授業の内容ではなく「単位の取りやすさ」で授業を選んでしまうのではないかと。(自分は完全にそのタイプでした)

>そのため教授に、学生は「教え、評価する対象」にとどまらず「楽しませるべき顧客」だという意識が根づいています。

この仕組みはいいですね。確かに有名なサンデル教授の授業とか面白いですよね。授業の内容が面白ければ自然と学生も出席するようになると思うし。
自分の大学とかは60代の爺さん先生が大教室でただひたすら教科書を読んで出席票代わりの感想を書かせるみたいな授業が多く、毎回クソ退屈で死ぬほど時間が長く感られました。

>例えばチームで予習してクラスでプレゼンする、チームに数十ページに及ぶ最終レポートを課すことで「皆でがんばらないといい成績は取れない」という仕組みがあります。

こういう小規模なゼミ形式の授業もいいですよね。こういうグループで組んで学習するような授業形式であれば授業を途中で切っちゃうような人も減ると思うし。

>ミシガン大学MBAでは「机上の空論は役に立たない」という信念のもと、企業にコンサルティングしたり、CEOにプレゼンを行ったりする機会が豊富にあります。

こういった取り組みもいいですね。大学の内と外でインプットとアウトプットを繰り返すことよって生きた知識を学べると思うので「大学の授業は役に立たない」みたいなことも減りそうだし。

こうやって日本とアメリカの大学を比べてみると大学側の意識や姿勢も大分違うことが分かりますね。これからは日本の就活においても企業の採用基準が「学業重視」になりつつあると聞きますし、それに合わせて大学側の「学びの場」という意味での意識改革も必要になっていくと思います。


1001: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/01/01 01:23:45 ID:@nntsokuhou