1: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/00/00 00:00:00 ID:nntsokuhou

日本,労働
 

月80時間の残業では「ブラック企業」にならない?

株式会社ディスコが興味深い調査結果を発表した。学生と企業の採用担当者を対象にした、「ブラック企業についての考え」に関するアンケートだ(注1)。…

月80時間の残業では「ブラック企業」にならない!?

株式会社ディスコの発表資料から帯グラフを作成すると、企業側と学生側の意識の差は明らかである。…

この帯グラフから分かることは、月80時間の残業ではブラック企業にはならないと考えている企業が、回答企業の4割を超えているということだ。

月80時間の残業は「過労死ライン」

月80時間の残業と言えば、「過労死ライン」の残業時間である(注2)。その過労死ラインの残業でもブラック企業の目安には満たないと考える企業が4割を超えているのだ。使用者には労働者に対する安全配慮義務があるのだが(労働契約法第5条)、にもかかわらず企業側がこのような認識を示しているということは、恐ろしい事態だと筆者は思うのだが、読者の皆さんはどう思われるだろうか。

前掲の毎日新聞記事には、ディスコの担当者の分析として、

学生は企業研究が足りず現実より厳しく考える傾向がある。ブラック企業を警戒しすぎているかもしれない 出典:毎日新聞5/5記事

というコメントが紹介されている。過労死ラインの残業を学生が警戒するのはしごく当然のことだ。にもかかわらず、それが「企業研究が足りず」「ブラック企業を警戒しすぎている」と評価される。それは異常ではないだろうか。

有給休暇は5日もあれば十分?

有給休暇の取得日数についての目安でも、企業と学生の意識の違いは顕著である。図2に見る通り、企業側の回答ではブラック企業になると思う目安として、年間「0~5日未満」の有給休暇取得日数をあげる割合が54.6%で最多となっている。

言い換えれば、年間5日の有給休暇が取得できるなら、「ブラック企業」にはならないと考えている企業が半数を超えているということだ。労働者は、半年間継続して雇われていて、全労働日の8割以上を出勤していれば、10日間の年次有給休暇を取ることができるのだが(注3)、そのような権利を保障する必要はないというのが大半の企業の採用担当者の見解のようだ。

学生は「まともな働き方」を求めている

「ブラック企業」を不安に思う学生が増えていることに対し、学生が過剰に警戒している、とみる論調がある。しかし株式会社ディスコのこの調査結果を見る限りでは、多くの学生は「まともな働き方」を求めているに過ぎない。学生が「ブラック企業を警戒しすぎている」というのは、長時間労働を是正できずにいる企業側の責任転嫁ではないのか。

企業の中には、残業をできるだけなくそうと努力している企業もあれば、深夜までの残業が常態化している企業もある。それぞれの企業の労働時間の実態は、なかなか見えにくいが、学生には、率直に話が聞けるOBを見つけるなどして、実態を探ってほしい。企業側には、この調査結果を謙虚に受け止めてほしいと願う。…

(注2)厚生労働省は、過労死について、「発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月ないし6か月にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いと評価できる」としており、ここから月80時間の時間外労働が一般に「過労死ライン」ととらえられている。…

(注3)さらに勤続年数が増えると、労働者は最長20日間の有給休暇を取得できる。…

全文はソースで:http://bylines.news.yahoo.co.jp/uenishimitsuko/20140505-00035065/

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このニュースの感想

>この帯グラフから分かることは、月80時間の残業ではブラック企業にはならないと考えている企業が、回答企業の4割を超えているということだ。
勤務時間が9−18時だとして残業が80時間ということは毎日22時まで残業するってことか…。それが普通って回答してる企業が4割いるって感覚麻痺してるなー。残業代が出たとしても毎日4時間の残業は結構キツいしストレス溜まると思う。実際は残業代が出ないサビ残の割合も多そうだし。

ちなみに厚生労働省のよるとこの残業時間80時間というのは過労死ラインに当たると…。

>言い換えれば、年間5日の有給休暇が取得できるなら、「ブラック企業」にはならないと考えている企業が半数を超えているということだ。

年間5日ってマジか、少ないなー。普通年間の有給は10日前後あるはずだから消化率5割で満足しろってことか…。

>多くの学生は「まともな働き方」を求めているに過ぎない。学生が「ブラック企業を警戒しすぎている」というのは、長時間労働を是正できずにいる企業側の責任転嫁ではないのか。

これはその通りですね。ある意味では日本の社会人の感覚が麻痺していて、就活生の感覚の方が正しいのかもしれないと思う。

これでいて長時間労働に見合った報酬が貰える訳でもなく、ただただ会社に奉仕するサービス残業も多いからなぁ…。こういった調査結果が会社側にとって労働環境を見直すきっかけになれば良いなと思う。


1001: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/01/01 01:23:45 ID:@nntsokuhou