1: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/00/00 00:00:00 ID:nntsokuhou

田舎,経済,公務員
 

「1割の基幹産業が、地域の他の9割を支える」カラクリ

★よく「鯖江はメガネの街」「燕は食器の街」「今治はタオルの街」という表現がなされる。例えば、鯖江市で、メガネ製造業(含下請)に従事する勤労者というのは、「市内全勤労者のせいぜい1~2割程度」でしかないが、それでも十分「眼鏡の街」なのである。

★では、鯖江市の他の勤労者は何をしているのか?市内の勤労者(眼鏡産業勤労者+それ以外)のための小売業だったり、飲食業だったり、食品加工業だったり、建設業だったり、郵便局員だったり、公務員だったり、教師だったり、警察官だったり・・・。そういう産業で、8~9割が占められている。

★でも、鯖江市の8~9割の勤労者は、根っこのところでは、鯖江の眼鏡産業に依存している。「眼鏡産業が鯖江市以外の日本からカネを稼ぎ、それで鯖江市内の他の産業に回している」構図。

 ★日本の農業がGDPに占める割合は、せいぜい数%。「農業県」(例:宮崎県)でも、県内GDPに農業が占める割合は、せいぜい1割。無知な経済評論家はこの数字を見て「農業はどうせ宮崎県の1割のGDPしか占めていないんだから、農業がTPPで壊滅しても宮崎の9割は生き残る」とうそぶく

★こういう経済評論家は、「地方において基幹産業は全勤労者の1~2割だが、そのおかげで他の8~9割の経済が回っている」というロジックを理解できてない。

★で、地方(それも県庁所在都市じゃなく郡部など)においては「年金受給高齢者」「介護高齢者」「入院高齢者」が、先述の「鯖江の眼鏡産業」「宮崎県の農業」みたいな役割を担うようになりつつある。地方圏においては、「日本政府(≒都市圏)からの年金支給は、立派な『経済のエンジン』になりつつある。」

★さらに、年金受給者が介護を受けたり、医療サービスを受けると、日本政府(=都市圏)から介護報酬・医療報酬が地方に支出される。これによって、介護報酬・医療報酬で食べていく若者(介護士・医師・看護師・薬剤師・事務員)が発生し、それが地域の経済エンジンになる。

★元岩手県知事の増田氏が、面白いことを言っていた。「地方において、介護や医療は立派な産業」「今後、都市部では超高齢化が進行する一方で、地方では高齢者が逝去して少なくなっていく」「となると、今後折角地方に存立している介護産業医療産業が、都市部に移動してしまう」

★先ほどの「1割の基幹産業が、9割の他産業を支えている」理論でいけば、「介護産業・医療産業が、高齢者の逝去で失われてしまう地方」は、「一気に他の9割の産業も崩壊し、地域崩壊する」というロジックになる。…

★増田元知事は「だから今後、一定数のシニア層を、介護医療インフラが既に存在してる地方圏に(都市部から)送出すべきだ」と論じる。(自分も基本的に増田元知事の考え方に賛成)

全文はソースで:http://anond.hatelabo.jp/20140425200503

このニュースに対するTwitterでの反応










このニュースの感想

面白い考察だったので取り上げてみました。
確かに名古屋におけるTOYOTAの存在や沖縄における米軍基地というのは当てはまるかもしれませんね。沖縄での米軍基地の移転騒動があったときに県外から来た左翼の人達は米軍断固反対って騒いでいましたが、現地の基地周辺の人達は米軍がいなくなったら商売が成り立たなくなるから困るって言っていたのを思い出しました。

>釧路市は生活保護を積極的に受給させて地域経済を回そうとしている、という話を聞いたことがある。生活保護も、半分は国費からであるから国から金を引っ張ってくることになる。

ツイートにありましたが、確かにこれはあり得る話かもなと思いました。それが健全かどうかと言われれば何とも言えませんが、地方経済においては公務員の消費力に依存している部分なんかもあると思います。

>さらに、年金受給者が介護を受けたり、医療サービスを受けると、日本政府(=都市圏)から介護報酬・医療報酬が地方に支出される。これによって、介護報酬・医療報酬で食べていく若者(介護士・医師・看護師・薬剤師・事務員)が発生し、それが地域の経済エンジンになる。

確かに地方は医療従事者の割合も多いですし、地方の若者にとってもこの循環は良いものなのかもしれませんね。なぜ地方では医療系の大学が人気なのか理解出来たような気がします。

就活や大学のゼミで今後の地方経済の在り方についてのディスカッションの機会があれば参考にしてみてくださいー。


1001: 以下、名無しにかわりまして無内定速報がお送りします 2014/01/01 01:23:45 ID:@nntsokuhou